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2024/04/27 00:00 |
携帯小説の歴史
携帯小説の歴史

インターネットでは、トータルクリエーターズ、小説投稿238、作家でごはん、アリの穴などの小説投稿サイトがあり、オンライン小説として、アマチュア作家による投稿と、読者からの感想・批評という交流が以前からありました。
その他にも、個人のサイトで独自に小説をアップする人も多くいます。

しかし、今までのインターネット環境はパソコンが前提だったため、パソコンを持っていない人は投稿や閲覧が非常に不便なため、大勢の人に浸透しにくいという面がありました。
また、子供にとっては基本的に親の理解を得られなければ、自分でパソコンを購入し、インターネットに接続するということは、ほぼ無理な面がありました。
そして、例えパソコンを持っていたとしても、パソコンを持ち歩いていつでも投稿・閲覧する、というのは、パソコンがかさばるだけに非常に無理な面がありました。

一方、携帯小説の場合は、持ち運びしやすい携帯で投稿・閲覧できるため、非常に便利です。
通勤・通学途中での利用もできます。
携帯はいまや小学生でも持っている時代ですので、子供でも利用でき、ハードの面もクリアしています。
そのため、せっかく書いた小説を誰かに読んでもらいたい、誰かの書いた面白い小説を読みたい、というニーズがぴったりとあって、今の携帯小説ブームができたのでしょう。
今の若い世代は、ものすごい勢いで携帯を操り、メールを打ちます。
こういった土台もあったのでしょうね。

携帯でインターネットを利用する人はこれからも増えるでしょうから、携帯小説はPCでの小説を凌駕し、これからもどんどん伸びていくことと思います。
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2008/05/16 16:19 | 携帯小説の発展
ケータイ小説の賞
ケータイ小説の賞

携帯小説には、賞も設定されています。
「携帯小説」ではなく、「ケータイ小説」となっています。

日本ケータイ小説大賞が、もっとも大きな賞でしょうか。

応募資格は、不問であり、プロ、アマ、年齢は一切問わないとされています。
プロも参加できるんですね!
公式応募サイト(野いちご、Legimo)、またはフリー応募性に参加するサイトで公開され、ケータイで閲覧可能であること。
とありますが、これは「ケータイ小説」であるので、当然ですね。
でも、サイトで公開されているということは、誰でも読めるということですよね。
賞に応募した小説を、賞の選考が始まる前でも、選考中でも閲覧できるというのは、今までの文学賞ではなかったことなのではないでしょうか。
ジャンルは問わない、ただし、公序良俗に反するもの、官能小説、差別的表現のある小説、過度な暴力的表現のある小説は不可とされていま

す。
このへん、ちょっと微妙ですよね。
日本ケータイ小説大賞の作品ではありませんが、「恋空」なんかは引っかかるんではないでしょうか。
書籍化されていない作品であること、日本語で書かれた作品であること、オリジナル作品であること、他の文学賞との二重応募でないこと、というのは文学賞として当然の条件ですね。
おもしろいのは、「未完成の作品であっても、第1次読者投票期間中に完結する予定の作品であれば、応募可能」というところ。
いつでも編集できる携帯小説ならではの条件ですよね。

日本ケータイ小説大賞の主催は、毎日新聞社とスターツ出版。
特別協力に、NTTドコモ。
協賛に TSUTAYA、セブン-イレブン・ジャパン。
後援にスポーツニッポン新聞社

NTTドコモとTSUTAYAが協力・協賛なのは分かりますよね。
セブン-イレブン・ジャパンとスポーツニッポン新聞社は、へえ~~という感じ。
以外なのが毎日新聞社が主催なこと!
新聞って、「お堅い」ってイメージなもので…


携帯小説の賞には、日本ケータイ小説大賞の他に、短編ケータイ文芸賞というのもあります。

2008/05/16 15:53 | ケータイ小説の賞
携帯小説の発展
携帯小説の発展

携帯小説の発展を見ると、時代を感じさせる。

パソコンの2ちゃんねるで話題になったスレから生まれた「電車男」。
彼女いない歴=年齢のオタクの青年が、電車内で絡まれていた女性「エルメス」を助け、彼女にどう接したらよいかの2チャンネルの住人とのやり取りが書籍化→ドラマ化されました。

インターネット上のQ&Aサイト「OKWave」で交わされた、妻のケータイを見て浮気の計画を知ってしまった男からの悲痛な質問についた回答のやり取りが書籍化された「今週、妻が浮気します」

インターネットのブログで掲載された、会社員「カズマ」氏とその妻の夫婦生活をベースにした「実録鬼嫁日記 」も書籍化・ドラマ化されました。

Mixiの日記に綴られたモテるキャリアウーマン(アルテイシア)と、モテないオタクの恋愛も、書籍化・ドラマ化されました。

その他に書籍化・ドラマ化されたブログは、研修医「織田うさこ」の病院での出来事の、「きらきら研修医」


これらはみーんな、パソコン上でのやり取りでした。
ほんの2・3年前の事です。
でも今は、主役は携帯に移りました。

だから今、携帯しょうせつが注目されているのですね。
これからはパソコンよりもむしろ携帯ユーザーが増加すると思います。
携帯でインターネットをする人たちは、どんどん増えています。
携帯小説だけでなく、情報発信も、パソコンから携帯へという流れになっていくのでしょうね。

2008/05/16 15:37 | 携帯小説の発展

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